中廊下を挟んだ、暗く使い勝手の悪いキッチン。収納が少なく、長年の生活からものが溢れてしまっていることを悩んでいた。
子供の独立を期に、長年の夢だったこだわりのキッチン空間を実現する為に始まったリフォーム。普段は夫婦2人だが、近くに住む子供家族がよく遊びにくることから、大人数で集える様な空間を希望していた。

中廊下を排除し、キッチンまで光が届くように、空間を一体化していながらも、それぞれの空間に絶妙な距離感がとられている。どこにいても家族の気配を感じつつ、自分だけの時間を過ごすことも出来る間取りとなった。
無垢材を多用した明るくナチュラルな空間に、ぴったりと合う家具が配置され、ご家族が集まってくる生活シーンを想像させるようだ。