2024/02/09
須賀川リフォームショールームブログ
日本の伝統「なぐり」加工
こんにちは!ONOYA須賀川リフォームショールーム尾上です。
先日デザインの勉強も兼ねて宿へ泊りに小旅行に行ってまいりました。
その際に触れた仕上げ材の加工方法についてご紹介いたします!
今回止まった旅館にて一番印象的だったのが床でした。
床材は無垢のフローリングが使われており、表面加工がされているものでした。
一般的に使用される平滑な床板とはまた違う独特な足触りで、光の当たり具合や角度によって表情を変え、無垢材ならではの木の質感をより強調しているような感じです。
これは「なぐり」と呼ばれる日本ならではの伝統的な加工方法で、元は木材の下処理として行われていた表面加工です。
千利休がこのなぐり加工のされた木材を意匠材として取り入れたことにより、段々と仕上げ材の加工方法の一つとして用いられるようになったといわれています。
普段仕上げ材・意匠材を選定・ご提案する際には素材、機能性、色味を気にすることが多いのですが、触覚・視覚的に素材の質感や表情を感じることができる“加工方法”についても目を向けていきたいと思います。
皆様も素材感を感じることができる空間を実現してみませんか?
ご相談お待ちしております。
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