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アパートをリフォームすれば空室を減らせる?

アパートを経営している方であれば誰しもが空室を減らしたいはずです。数人しか住んでおらず、満足できる家賃収入が確保できないようであればアパートを維持することすら難しくなるでしょう。もしかするとあなたも減り続ける入居者に頭を悩ませているかもしれません。

そんなあなたに1つ質問です。あなたのアパートは現代のニーズにマッチしているといえるでしょうか? 経年劣化で見栄えが悪くなることはもちろん、ある程度の築年数が経過しているアパートはそもそも現代の暮らし方に合っていない可能性があります。そこで必要なのがリフォーム。今回はアパートをリフォームするべき理由やどのようなリフォームを行うべきかをご紹介します。

 

アパートをリフォームするべき理由

まずはアパートをリフォームしてどのようなメリットが得られるのかですが、まず間違いなくいえるのが物件としての価値が上がることでしょう。物件選びにおいては見栄え、第一印象を大事にする方が多いです。極端な例ではありますが、家賃や駅からの距離などの条件が良くてもボロボロな部屋には住みたくないですよね。他にも実は日当たりが良い部屋なのに、壁紙の色が暗いせいで部屋全体も暗い印象になってしまったということもあるかもしれません。

住人の入退去でも壁紙や床の張り替えといったリフォームを実施するかと思いますが、今回お話するリフォームはもっと大きなリフォームの話。例えば間取り変更などを行うリノベーションとも呼ばれる規模のリフォームです。これにより価値の上がった物件は入居希望者にとって魅力的なものとなり、空室対策にもなるのです。広告にリノベーション済みと記載しておけば大きな宣伝効果をもたらします。

 

リフォームの費用が心配な方へ

リフォームのために予算を割いたとして、その分を回収できるか不安……。そんな場合は思い切って賃貸料を上げてしまいましょう。賃貸料を上げたら入居者が集まらないのでは? と感じるかもしれませんが、数千円程度の値上げであればそこまで心配する必要はありません。これは入居を考えている人の気持ちになれば分かるはずです。

物件を選ぶときや家賃や駅からの距離、築年数などをチェックするはずですが、同じように部屋の内装も重視するでしょう。ここで家賃も築年数も同じくらい、駅からの距離もほとんど変わらない2つの物件があると想像してみてください。そのうち一方が最近リフォームを行い、家賃が数千円高くなったもののキレイで使い勝手の良い内装になりました。……となれば、リフォームしたアパートに住みたいと考える方は増えるでしょう。もちろん、とにかく少しでも安い方が良いという需要があることも確かですが、数千円くらいの差で良い物件に住めるのであればそちらを選ぶという人が多いはずです。

魅力的な物件にするためには中途半端ではいけません。他のアパートと差別化できるくらいハッキリした内容のリフォームを行いましょう。

 

アパートにはどのようなリフォームをするべきか

それでは具体的にどのようなリフォームをすれば入居希望者が集まるのか考えてみましょう。

 

畳をフローリングに

アパート リフォ―ム

https://www.onoya.com/case/post-63150/

 

古くに建てられたアパートの床には畳を採用していることも多いでしょう。とはいえ最近一般的になっている床といえばやはりフローリング。物件を探している人も畳よりフローリングに馴染みのある方が多く、畳の物件というだけで古臭いと感じられるかもしれません。また現在主流になっている洋風の家具に合わせにくいのもデメリット。日焼けで色が変わっていれば見た目が良くないと思われることもあるでしょう。大学生などの若年層を取り入れたいのであればぜひともフローリングへのリフォームを検討してみましょう。

 

収納スペースを広げる

アパート リフォ―ム

http://refopedia.jp/closet

 

服や小物が多く、とにかく広い収納スペースがほしいと思っている方は多いもの。収納が広い、数があるということはそれだけで魅力になるのです。

 

バス・トイレを別に

アパート リフォ―ム

http://refopedia.jp/bathroom-renovation

 

賃貸ではバス・トイレが一緒という場合が多いですが、こだわりの条件としてバス・トイレ別を挙げる方は少なくありません。いくら他の条件が良くてもバス・トイレが一緒ならNGという方もいるため、このリフォームをすることでこれまで取り込めなかった層を呼び込めるかもしれません。

 

アパートをリフォームするときの注意点

当然ながらリフォーム工事をしている間は新たな入居者を受け入れることができないため、時期によっては獲得できたかもしれない入居者を逃してしまう可能性があります。工事の内容にもよりますが、かかる工期は1室あたり1週間ほど。大きなアパートであればあるほど工事は長引くため、事前にどのくらい時間がかかるか確認しておきましょう。

 

アパートのリフォームで使える補助金

リフォームする余裕なんてうちにはない、と考えている方もいるでしょうが、「新たな住宅セーフティネット制度」を利用すればリフォームで補助金を受け取れる可能性があります。

 

新たな住宅セーフティネット制度とは?

現状、日本では高齢者や障害者など住宅を確保するのが難しい方が増えています。その一方で民間の空き家は増えているという状況があり、せっかくならこれを活用しようということで始まったのが住宅セーフティネット制度です。この制度により、貸主はリフォームの補助金といった経済的支援、借主は物件への入居支援や家賃などの経済的支援を受けることができます。

とはいえどんなアパートでも補助金が受け取れるわけではなく、一定の条件があります。まず1つ目は要配慮者(高齢者や障害者)の入居を拒まない賃貸住宅として登録すること。その際は耐震性があること、床の面積が一定以上であることなどの条件も満たさなくてはいけません。もう1つの条件は入居者を要配慮者だけに限定すること。ただし高齢者だけは受け入れられない、低所得者だけは受け入れられないといった制限をつけることは可能です。

 

補助金を受け取れるリフォーム

共同居住用住居へ変更、間取り変更、耐震改修

これらの工事では1戸あたり最大100万円の補助金を受け取れます。共同居住用住居というのは複数の世帯がそれぞれ別の部屋を持ち、居間や食堂などは共同で使えるというタイプの住居のことです。

 

バリアフリー化

この工事では1戸あたり最大50万円、工事費の3分の1以内の補助金を受け取れます。具体的な工事の例としては手すりの設置や出入り口の拡張、階段の補修・改修などが挙げられます。

 

その他必要と認められる工事

補助金が出る工事は上に挙げたものだけではありません。例えば防音や防火の性能を高めるための工事、安全性を高めるための工事など、入居者・要配慮者にとって必要と判断された工事に支給されるものです。支給される金額は1戸あたり最大50万円。こちらもバリアフリー化と同様、工事費の3分の1までとなっています。

 

まずはリフォーム業者に相談を

いくつかリフォームの例をご紹介しましたが、実際にどのようなリフォームが必要になるのかはアパートによってまったく変わってきます。自分で調べようとしても分からないことだらけでしょうから、途中で諦めてしまう可能性が高いでしょう。そこでおすすめしたいのがリフォーム業者に相談することです。プロの業者は当然何度もリフォームをしているわけですから、あなたのアパートの状況にあったリフォーム内容を提案してくれるはずです。この機会にあなたもアパートのリフォームを検討し、入居率アップを狙ってみませんか?