• 壁・内装

リフォームで間取りを変更するには?必要な費用や注意点を紹介!

人の暮らし方は時の流れと共に移り変わるものです。子供が大きくなりリビングで遊びまわるようになったためもう少し広くしてあげたい、部屋に空きができてしまったため壁を取り払って開放的な空間をつくりたいなど、模様替えだけでは対応できない悩みも浮かんでくるでしょう。

そんな悩みを解決する手段が間取り変更のリフォームです。しかしリフォームについては馴染みのない方が多いでしょう。費用はどのくらいかかるのだろうか、時間はどのくらいかかるのだろうかなど疑問に思うことも少なくないはずです。

そこで今回は間取り変更のリフォームをするうえで必要になる費用や知っておきたい知識をまとめました。

 

間取りを変えるリフォームの具体例

間取り リフォーム

http://refopedia.jp/365renovation-y04

 

壁を取り払う

間取り変更のリフォームでよく行われる壁の撤去。リビング、ダイニング、キッチンの壁を取り払い、1つの大きな空間をつくるリフォームが人気です。もちろんそれ以外の部屋同士をつなげることも可能。使いにくい空間を持て余している方におすすめのリフォームです。

このリフォームでは単に壁を撤去する以外にも天井や床の補修を行う必要があります。簡単な補修であれば費用はおよそ20万円~30万円ほど。ただし簡単な補修ではもともと壁のあった部分にあたる天井や床の継ぎ目が目立ってしまいます。それなりの築年数が経っている家では、継ぎ目の部分は新しいのにそれ以外は古いまま、という目立ち方をしてしまうこともあるでしょう。

継ぎ目が気にならないようにするためには天井や床材を剥がし、再度貼りなおす工事が必要になります。特に和室と洋室をつなげる場合、床をそのままにしておくことはないはず。畳をフローリングに張り替えないと違和感がありますよね。

張り替え工事も含めた場合の費用は50万円以上。工期は5日前後を見込んでおくと良いでしょう。

 

注意点

リフォームで壁を取り払えるといっても、すべてが思い通りになるとは限りません。壁の種類によっては取り払えない場合があるのです。具体的にはどのような場合なのかですが、まず1つ目は壁の中に柱がある場合。壁自体は撤去できても柱だけ残ってしまう可能性があることを覚えておきましょう。もう1つが、壁自体が建物を支える役割を持っている場合。こういった役割を持つ壁を耐力壁と呼びます。地震や風などの力に対抗するためには欠かせない壁です。

取り払える壁とそうでない壁の見分け方についてですが、これは実際に壁の中を見てみなければ分からないものと考えてください。いざリフォームを依頼する段階になって思い通りにならない、ということを避けるため、リフォーム業者と相談しながら工事の内容を決めていきましょう。

 

間仕切りをつくる

子供が小さいうちは2人を1部屋で遊ばせる、ということもあるでしょう。しかし中学生や高校生にもなれば1人に1つの部屋を与えてあげたいものです。そこで実施したいリフォームが間仕切りをつくること。

費用は10万円~20万円ほどを見込んでおくと良いでしょう。壁をつくるほど本格的でなくても良い、単に空間が仕切られれば構わない、という場合はアコーディオンドアやロールスクリーンを取り付けるという方法もあります。これらの取り付けだけなら費用は10万円以下に抑えられます。間仕切りをつくる工事は1日~3日の工期を見込んでください。

 

注意点

1つの部屋を2つに仕切る場合、間取りとは別の問題が発生することも考えられます。例えば照明のスイッチが片方の部屋にしかない、という問題。倉庫として使うのであればよいかもしれませんが、人が生活することを考えるならあまりにも不便です。他にもコンセントがどちらか一方の部屋にしかない、という問題も出てくるかもしれません。この場合は間仕切りをつくる以外の工事も必要になります。照明スイッチの増設であれば1万円前後、コンセントの増設は1万円~3万円程度になるものと想定してください。工期は3日前後です。

 

マンションで間取りを変更する場合の注意点

間取り リフォーム

http://refopedia.jp/wild-renovation

 

壁を取り払おうと思ってもリフォームできない場合もある、というのは先ほども説明した通りです。実はこの問題、マンションの場合は特に構造上難しいことが多く、基本的には工事できないものと考えた方が良いでしょう。

それどころかそもそもリフォーム自体が許可されないこともあります。これは間仕切りをつくる場合でも同じ。リフォームを検討するにあたってはまず管理規約を確認しておく必要があります。

 

間取り変更のリフォームをできるだけ安くするには?

間取り変更リフォームといっても工事内容によってかかる費用はさまざま。大幅に変える場合は規模の大きさに伴って高くなることは間違いありませんが、実はそれ以外にも費用が高くなる要素があるのです。それは水回りの問題。キッチンやお風呂の位置を変更する場合は配管工事も追加で必要になります。できるだけ費用を安く抑えたいと思うのであれば水回りの位置はできるだけ変えず、そのままにしておきましょう。

 

大規模な間取り変更になる場合

間仕切りとしてアコーディオンドアやロールスクリーンを取り付けるくらいであれば工事の規模は小さく、1日あれば完成するでしょう。問題は家中の間取りを変更するような大規模な工事。家の中がごちゃごちゃになってしまうため、工事期間中は家以外の場所で寝泊まりする必要があります。ホテルに泊まる場合はその分の費用もかかることを計算に入れておきましょう。おすすめは長期休暇のタイミングで工事を依頼し、その間は実家に帰省することです。

 

できるだけ工期を短くするために

これも費用を安くする方法と同様、水回りをあまり動かさないことです。配管工事が必要なくなればやることが減り、工期も短くなります。

 

スケルトンリフォームについて

間取り リフォーム

http://refopedia.jp/full-reform

 

数か所の壁を取り払う、いくつかの間仕切りを追加する、といった規模の小さな工事ではなく、家中の間取りを大きく変更したい場合はスケルトンリフォームという選択肢も考えられます。

スケルトンとは骨格や骨組みを意味する英単語。スケルトンリフォームは家を骨組みだけの状態にし、基礎的な部分から設計しなおすリフォームのことを言います。もちろん費用は高く工期も長くなりますが、既存の枠組みにとらわれない自由なリフォームが可能となります。築数十年経過している家なら老朽化している部分を見直せるというメリットもあるため、もしよければこちらも検討してみてください。

 

DIYで間取り変更リフォームは可能なのか?

日頃からDIYをしている方の中には、もしかすると自分で間取り変更リフォームに挑戦してみようと考える方がいるかもしれません。たしかにテレビ番組などでは壁を抜いたり床を剥がしたりといった大胆なDIYが紹介されることもあります。しかしそれは誰にでもできることではありません。先ほども説明した通り、壁の中に柱があったり、抜いてはいけない壁があったりという難しい問題があります。

無理に自分でリフォームしようとすると取り返しのつかない事故につながる可能性がありますし、仮にリフォームが上手くいったように見えても耐震性に問題はないのかなどの不安が残ります。間取り変更リフォームは下手に自分で手出しをせず、プロのリフォーム業者に相談しましょう。

ただし、アコーディオンドアやロールスクリーンの取り付け程度であればDIYでも十分可能な難易度です。取りつけ方法はネットでもいろいろと紹介されているため、思い切って挑戦してみるのも良いでしょう。