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リフォームで壁紙の張り替え工事を成功させるポイント!壁紙の種類を知ってベストな壁紙を選ぼう!

 

そろそろ壁紙を張り替えたいと考えはじめたら、「次はどんな壁紙にしようかな」と悩みますよね。最近は壁紙の種類がとても増えてきているので、好みに合わせて選びやすいと考えられる人もいれば、数が多すぎて絞り切れないという人もいます。

 

壁紙を張り替えるリフォーム工事を検討しているなら、まずは壁紙の種類にはどのようなものがあるのかを知っておくことが大切です。

そこで今回は、壁紙の種類について、素材やデザイン、機能などの項目からまとめてみました。壁紙を選ぶ際にぜひ参考にしてみてください。

 

安心して張り替えできる壁紙とは?

壁紙は部屋の天井や壁という大きな面積に使うだけに品質の良し悪しが気になるもの。素材やデザインといった見映えも大切ですが、選んだ壁紙を張った部屋で健康に過ごせることがもっとも重要です。壁紙の品質についてチェックしたい点として次のような表示があるかどうかをはじめにチェックしましょう。

 

・Fフォースターマーク

「F★★★★」といった形で表示されているFフォースターマークは、ホルムアルデヒドの等級においてもっとも上位の規格を表すもの。JIS製品に表示義務があり、家具などにもついています。フォースターは工業製品の中でもっともホルムアルデヒドの発散量が少ないことが証明されている製品に付けられますから、化学物質過敏症などを引き起こすリスクが少ないです。壁紙の場合は室内全体に使いますから、Fフォースターマークがついた商品を選んでおけば、室内の空気中にホルムアルデヒドが飛散する可能性はかなり抑えられます。

 

・SVマーク

壁紙製品規格協議会が独自に発行している自主規格で、健康に関する安全性や快適性に配慮して生産された製品につけられています。ホルムアルデヒドをはじめ、VOC(揮発性有機化合物)や塩化ビニルモノマーといった成分に関する規格値において、製品検査に合格し安全を保証できる製品にのみつけられます。国産品の壁紙であれば、ほとんどのタイプにはついているマークです。

 

こうした表示をチェックしておいて、リフォーム後も安全で健康に過ごせる壁紙を選ぶようにしましょう。

 

壁紙の素材にはどんなものがあるの?

安全性の高い壁紙かどうかをチェックできたら、ここからいよいよ部屋に合う壁紙を具体的に選んでいくことになります。

まずは壁紙の素材について、それぞれのメリットやデメリットについて見ていきましょう。

 

・ビニール製

もっとも普及しているタイプです。色やデザインが豊富であるということもありますが、リフォーム用としてつくられたものがよく採用されています。

 

リフォーム用というのは一般のタイプよりも少し厚みがある壁紙のことをさします。一から壁下地を新しく作り上げる新築とは違い、リフォームの場合は既存の壁紙をはがす作業が発生しますが、その際にのりの劣化などの理由で壁紙がはがれにくく、処理をしても壁下地に凹凸が残ってしまうことがあります。不陸とよばれるこの凹凸がある壁下地に薄い壁紙を張ると、張った後も凹凸が何となくわかるといった仕上がりになる可能性があります。そういった仕上がりにならないよう、厚みを持たせているのがリフォーム用の壁紙です。

 

モノトーンカラーからカラフルなカラーまで色の展開が幅広く、柄についてもファブリックや塗り壁、石、タイル、コンクリートなどバリエーションが豊富です。安い価格ながらおしゃれに見せられる商品が多く、他の素材よりお手入れもしやすいと言えます。

 

・紙製

和紙やケナフといった天然素材を使っているため、独特の繊細な雰囲気があります。構造上風を通しやすく、通気性が高いです。ビニール製のような独特の臭いはありません。輸入物の場合はこまかい柄が描かれているものが多く、国産品にはない高級感が味わえます。紙製と言っても実際には壁面に張るので破れやすいわけではありませんが、汚れや自然光の影響で変色しやすい点はデメリットと言えるでしょう。

 

・布製

麻や絹、レーヨン、不織布といったファブリックを素材としています。ビニール製や紙製がほぼ平坦なのに対して、布製は織り方によって凹凸をあえて出しているタイプがあり、立体感があります。ビニール製や紙製にはない独特な質感を楽しめると言えるでしょう。素材の特性上、汚れが一度つくと取りにくいので、汚れがつきやすい水まわり空間には向いていません。また摩擦によって静電気が起きるとほこりを吸着しやすいので、こまめなお手入れが必要です。

 

その他には、珪藻土やガラス繊維が混ざったタイプ、天然木をチップにして含んでいるタイプなどもあります。素材の違いによって質感も異なるので、予算とバランスを取りながら好みの素材のタイプを絞り込んでいきましょう。

 

壁紙の色やデザインにはどんなものがあるの?

壁紙 張替え

http://refopedia.jp/wallpaper

 

部屋のインテリアとのバランスを考えると、壁紙の色やデザインもこだわりたい要素のひとつですね。壁紙は大きな面積に張るものですから、どんな色やデザインの壁紙を選ぶかによってその部屋全体の印象を決定づけることになります。

 

壁紙の色はバリエーションが豊富で、特に無地タイプであればほぼ好みの色を見つけることができるでしょう。ホワイトやアイボリーといった色はシンプルでどんなインテリアにも合いますから、カーテンや家具などのデザインを生かしたいならおすすめです。グレー系やブルー系の色は寒色とよばれるグループで、モダンでスタイリッシュな印象を与えます。クールな印象にしたい場合に選ぶといいでしょう。対してイエロー系やレッド系、ピンク系は暖色とよばれるグループで、ぬくもりがあり自然な印象です。ナチュラルでやさしい雰囲気の部屋にしたい場合に選びます。

 

色と同時にデザインもチェックしたい項目ですね。欧米の住宅では花柄や幾何学柄で複数の色が入っている壁紙が張られている部屋が多いですが、色の数が多くなると雑然とした印象を与えるので注意が必要です。凝ったデザインの壁紙を合わせたい場合は、床や建具、家具などの色が入っている柄を選ぶと統一感が出てしっくりきますよ。また、窓のある壁面はカーテンとのバランスも考えましょう。この場合、カーテンと壁紙を違う柄で組み合わせる方法は、柄同士がぶつかってせっかくのデザインの良さが発揮しにくくなってしまうので避けます。どちらも無地、もしくはどちらかが柄でどちらかが無地という組み合わせにするとバランスが良くなりますよ。

 

壁紙の機能にはどんなものがあるの?

最近は機能性壁紙とよばれるタイプの壁紙を選ぶケースが増えてきました。壁紙というと「汚れやすい」「カビが生える」といったイメージがまだ残っていますが、そうしたデメリットをカバーできるような機能がついた壁紙はたくさんあります。

 

消臭機能は、タバコを吸う家族がいたりペットを飼っている場合におすすめです。タバコやペットの臭いは、分子が壁紙の繊維の奥まで入り込むことで取れにくくなり、その家独特の臭いへと定着してしまう可能性があります。そうならないよう、臭いの分子を吸着させる構造になっているため、臭いを元から消す効果があります。

 

防汚機能も人気の高い機能です。壁紙の表面に特殊コーティングを施すことで、ついた汚れがコーティング面に浮いた状態になり、壁紙の繊維の奥にしみこむのを防ぎます。から拭きや水拭きで簡単に汚れが落ちるため、水まわりや子ども部屋などに張ることが多いですね。

 

壁紙の表面に施された抗菌剤によって雑菌の繁殖を抑える抗菌機能は、汚れや臭いも同時にカットすることにつながるのでおすすめの機能です。また、湿気が多い場所や風通しが悪い場所には防カビ機能のついた壁紙を張ると安心ですよ。

見た目が美しくなるだけでなく、雰囲気を変えたり便利な機能がプラスされたり、リフォームで壁紙を張り替えるとさまざまなメリットがあります。この記事を参考に、自分に合った壁紙を賢く選んでくださいね。