ベランダリフォームの費用って?DIYもできる?【事例あり】

洗濯ものを干したり、ガーデニングを楽しんだりなど、生活スペースには欠かせない「ベランダ」。使い勝手の良いベランダを作るためには、リフォームやDIYが欠かせません。今回は、ベランダリフォームの費用相場やDIYなどのベランダのリフォーム前に知っておきたい3つのポイントをお伝えいたします。

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さて、ベランダのリフォームの相場が、みなさんはどのくらいか知っていますか?
「ベランダのリフォーム費用にはどれくらい必要なの?」「理想のベランダにするには高くなりそう・・・」
ベランダのリフォーム内容によっては、高額な費用になることもあるでしょう。そこでまず知っておきたいのが、ベランダのリフォームにかかる費用の相場です。

ベランダのリフォーム費用は、どんなリフォームをするかによって費用が異なります。そのため、ベランダのリフォームを行うときは、費用相場を知っておく必要があります。それぞれの費用を把握して、快適なベランダを作りましょう。

ベランダのリフォームにかかる費用相場

防水効果の高いベランダのリフォーム

ベランダの塗装にヒビが入っている場合は、これ以上悪化させないために、補修を行う必要があります。劣化したままでは雨水が漏れてしまう可能性があるので、防水効果を高めるためにも、ヒビ割れを補修しておきましょう。
 
防水効果の高いベランダを作るには、「FRP防水」「ウレタン防水塗装」という2つの補修工法があります。FRP防水とウレタン防水塗装の費用相場は、約10~20万円となっています。
 
どちらも防水効果を高める効果がありますが、細かい部分で違いがあります。あなたの使用用途に合わせて、自宅のベランダに合った補修をリフォームで行いましょう。
 
FRP防水は、防水用のポリエステル樹脂とガラスマットで防水層を作り、水を床に浸透させない効果があります。防水性はもちろんのこと、他の防水工法に比べて耐久性に優れている特徴があります。

ウレタン防水塗装は、その名の通りウレタン樹脂系の防水塗装を施し、防水効果を高めてくれるでしょう。柔軟性のある塗料でヒビ割れに強く、防水効果と耐久性に優れています。

スチール製のベランダのリフォーム

ベランダの手すりやサッシがスチール製の場合、雨による酸化が原因で劣化してしまいます。その結果、耐久性がかなり低くなってしまい、衝撃で落下してしまう危険性があります。
 
そんなスチール製のベランダには、手すりやサッシを取り換えるリフォームがおすすめです。スチール製のベランダのリフォームの種類には、「塗料の塗り替え」「アルミ製への取り換え」の2つがあり、費用相場は約10万円となっています。
 
塗料の塗り変えは、サビ止めを含む塗料を手すりやサッシに塗布するだけなので、費用を安く済ませられます。しかし、経年と共に劣化してくるため、定期的にメンテナンスを行う必要があります。

アルミ製なら耐久性が高く長持ちするため、サビを防ぐための塗料や、その他塗料を塗り替える必要がないという特徴があり、メンテナンスがとても楽になります。よって、以後のランニングコストが抑えられるようになります。

機能性の高いベランダのリフォーム

「今のベランダよりも快適に使いたい」そう考えるなら、機能性の高いベランダにリフォームしてみてはいかがでしょうか?
 
「サンルーム」「ベランダの増築」「屋根の増設」なら、毎日使うベランダを快適な空間してくれます。機能性を高めるベランダのリフォームの費用相場は、内容にもよりますが約20~100万円となっています。

サンルームは全面をガラス張りにした1つのお部屋のことで、ベランダをサンルームにリフォームすれば、天候を気にせずに洗濯ものが干せます。外出中に突然雨が降ってきても、洗濯ものを気にする心配がありません。
 
ベランダの増築は、現在のベランダに不便さを感じている方におすすめです。ベランダを広く使いたい、大きなベランダを使いたい方は、増築リフォームを検討してみてください。機能性が高くなるので、快適な生活を送れるでしょう。

屋根の増設を行えば、ベランダに洗濯ものを干しているときに雨が降っても、洗濯ものが濡れなくなります。しかし、屋根の増設をするときは、ベランダのサイズに合った屋根の取り付けが大切です。ベランダのリフォームをする際、失敗しないためにも、事前にサイズを測っておきましょう。

おしゃれなベランダのリフォーム

https://refopedia.jp/veranda-waterproof

おしゃれなベランダにリフォームするなら、「ウッドデッキ」「タイル」などを使ってみましょう。例えばですが、コンクリートの床にウッドデッキを使うことで、温かみのあるおしゃれな空間を作れます。
 
ウッドデッキは人工木材や天然の木材を使って、おしゃれなベランダになるでしょう。おしゃれなベランダにリフォームするときの費用相場は、こちらも内容により異なりますが約25~40万円となっています。
 
また、木材によってはリフォーム費用が大きく変わる可能性があります。そのため、予算に合った木材を使用して、理想的なベランダにリフォームしてください。

ベランダにタイルの床を敷き詰めるだけで、上品なベランダへと生まれ変わります。落ち着いた雰囲気を演出してくれるので、おしゃれなベランダを求める方におすすめです。材質や寸法によって費用が異なるため、事前にベランダのサイズを測っておきましょう。

ベランダのリフォーム前に知っておきたい3つのポイント

https://refopedia.jp/renovation-experiences-2

「使いやすいベランダにリフォームしたい」「おしゃれなベランダに仕上げたい」そんな方におすすめのベランダリフォーム。しかし、何も考えずに行ってしまった場合、リフォームに失敗してしまうこともあります。

ベランダのリフォームを行う前には、知っておきたい3つのポイントがあります。ベランダのリフォームを考えるなら、「風通し」「安全性」「材質」に注意しておきましょう。

ベランダの風通し

ベランダをリフォームすると、快適に使えるようになりますが、リフォームによって風通しが悪くなる可能性があります。心地よい風が室内に入ってきていたのに、全く風が入ってこなくなると、リフォームの嬉しさも半減です。そのため、ベランダをリフォームするときは、風通しに注意して行いましょう。

ベランダの安全性

ベランダの増築やサンルームなどのリフォームを行えば、快適に使えるベランダになってくれます。しかし、室内に空き巣が侵入していた場合、丁度よい隠れ場所になってしまいます。安全性を考えるなら、外からでもある程度ベランダの中が見えるように、工夫をしておきましょう。

ベランダの材質

おしゃれなベランダに最適のウッドデッキですが、材質には注意して選ぶことが大切です。木材はとても腐食しやすい材質なので、劣化が進むと木材が割れてしまう可能性があります。ベランダの床をおしゃれにリフォームするなら、耐久性のある木材を選ぶようにしてください。

テーマを決めてベランダをリフォーム

どんなベランダにするのか、自分でテーマを決めてリフォームをしてみましょう。最近では、DIYでベランダをリフォームする方もいます。
 
DIYで理想的なベランダを自作できることも、ベランダリフォームの特徴です。
 
日本人らしい和風のベランダに仕上げるなら、竹すだれや小石を使ってみてはいかがでしょうか?観葉植物用の竹も飾れば、落ち着きのある「和」テイストなベランダが作れます。賃貸でリフォームがしづらいという方は、植木鉢に竹を植えてベランダに飾ると、和風のベランダに仕上がります。
 
洋風でおしゃれなベランダに仕上げるなら、ウッドデッキにテーブルや椅子を置いてみてはいかがでしょうか?
 
観葉植物も飾ってあげれば、おしゃれな空間へと早変わりできます。
 
ベランダでティータイムをすれば、まるでカフェにいるような雰囲気を味わえるでしょう。

ベランダのリフォームには様々な方法があるので、いろいろ検討した上であなたに合ったリフォームを行ってみてください。




ベランダのリフォームに関するよくある質問

おしゃれなベランダにしたいのですがどうすればよいでしょうか?
「ウッドデッキ」や「タイル」を利用したリフォームを行う事がおすすめです。
ベランダでDIYを行う際におすすめの方法はありますか?
和風や洋風など自分でテーマを決めたり、優雅にカフェを楽しみたいなど何をしたいかを最初に決めてからDIYを行う事がおすすめです。
ベランダのリフォームはどのくらいの費用がかかりますか?
防水対策は約10万円~20万円。手すりの取り換えですと相場は約10万円となっております。


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