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リフォームを考え始めたら参考にしたい!リフォームについて学べるおすすめの本をご紹介!

そろそろ自宅をリフォームしたいと考え始めたものの、何からやったらいいか分からないという人は多いでしょう。リフォームしたい内容は何となく決まっていても、それをどう形にしていくのかはなかなかピンとこないものです。

「とりあえず見積を出してもらおう」と行動するのもひとつの方法ではありますが、結論から言うと施工業者に相談するのは家族の考えがまとまってからがおすすめ。そのために活用したいのが、リフォームをテーマとした本です。
今回は、リフォームの検討段階で本を上手に活用する方法についてご紹介します。

リフォーム成功の秘訣は「話し合い」と「情報収集」!

リフォームを検討し始めた時、主には次のようなステップで進めていきます。

① 家族内でリフォームの希望やリフォーム後にどう暮らしたいかを考えてまとめる
② まとまったリフォーム内容について情報収集する
③ 施工業者に現場を確認してもらい見積を取る
④ 予算と見積を比較して工事内容を取捨選択する
⑤ 施工業者を決定し工事に関する打ち合わせを進める

話し合いをせずにいきなり情報収集から始める人が多いのですが、いい情報や本当に欲しい情報を手にするには話し合いは不可欠な作業です。ここに数か月かけてもいいほど、リフォームを成功させるには重要なステップと言えます。どんなリフォームをするかと話し合うことは、つまり将来家族でどんな風に暮らしていきたいかを確認し、暮らしに対する価値観を共有すること。しっかりと進めたいステップです。

話し合って考えをまとめるという作業がしっかりできていたら、情報収集をする際にブレがなくなります。「あれもいいけどこれもいい」といった迷いが少なくなるため、探すべき情報に絞っていけますから、より精度の高い情報が見つけやすいです。

ここで活用したいのが、リフォームをテーマにした本です。得たい情報が構造に関することなのか、間取りや住宅設備に関することなのか、工事費用に関することなのかなどによって、適した内容の本を読むことで、参考になるだけでなく、その後の施工業者との打ち合わせがスムーズに進みます。打ち合わせ中に疑問に思ったことを質問したり、提案してほしいことを伝えたりできますよ。

リフォームを検討する時に本を活用する方法は?

家族での話し合いによってリフォームの希望内容がまとまったら、その内容を踏まえてリフォーム後のイメージングをしたいもの。イメージングとは完成後の様子を想像することで、たとえば「リビングを広くしたい」と思っているなら広々としたリビングになった様子を想像する作業です。

こまかく正しく想像する必要はなく、今よりも広くて明るくて、ソファをこういう風に置いてテレビは壁掛けにして…などと雰囲気を想像するだけでかまいません。ただし、それだけでは工事業者には伝わりませんから、頭に描いたイメージに近い画像を本からピックアップするのです。

イメージに近い画像を探すというのは、色やデザイン、サイズ、レイアウトといったさまざまな要素をプランを決める際に考えなければならないリフォームにおいて大切なこと。言葉で説明しても伝わらないことが、画像なら伝わりやすいということは多々ありますから、本に掲載されている事例の画像を利用するのです。ただし、希望と100%合う画像はまずありませんから、不足した部分は言葉で補足していきます。

なお、工事費用に関する情報を本から集めるなら、ここ1年以内のデータ、長くても2~3年以内のデータだけに絞りましょう。住宅設備や内装などは毎年新商品が出て目まぐるしく変わりますし、工事費用の相場や税の優遇などの法律関係も数年経つと条件が変わって参考にならなくなります。

リフォームをしたい時に読んでおきたい本6選

リフォームに関する知識や情報を手に入れたいと思っている場合、読んでおくと参考になる本をピックアップしました。リフォームについて学べるだけでなく、施工業者との打ち合わせがスムーズに進められるというメリットもあります。

・『人生が変わるリフォームの教科書』(講談社)

数多くのデザインリフォームを手掛けてきた建築士が、大人のおしゃれな家に仕上げるためのリフォームのコツをまとめた1冊です。「動線」「収納」「間取り」「インテリア」といった気になるキーワードごとに、経験と知識を生かしたプランやアイデアがたくさん紹介されています。思い出の多い愛着ある場所はきちんと生かすということも忘れない、リフォームならではの家づくりのコツをつかめるでしょう。「片づけなくても片づく住まい」というサブタイトルに惹かれる人は多いのでは?

・『暮らしやすい間取りづくりのヒント」(主婦の友社)

実際の間取り図面の実例が数多く紹介されている1冊です。前半は屋外デザイン、後半は屋内のプランについてまとめてあり、リフォームを検討している場所や気になる場所のページを集中的に読むのもいいでしょう。家の住み心地は何といっても間取りがライフスタイルに合っているかどうかがポイント。「自分たちにはこういう間取りが住みやすいかも」という目線で見ると参考になりますよ。

・『最高の住まいをつくるリフォームの教科書』(PHP研究所)

さまざまな分野のプロが情報を提供している人気サイトAll About。その中の「家を建てる」カテゴリーでナビゲーターを務めている著者がまとめた、リフォームに関する初心者向けの本です。新築ではなく既存の住宅を使ってよりよい家に変えていくことは、エコ志向の現代にマッチした方法であることを説いた上で、建築家の視点から見たリフォームのポイントやリフォームの基礎的な知識、施主のこだわりが反映された個性的なリフォームの実例が紹介されています。分かりやすい単語で書いてあるので、建築の知識がなくてもさらりと読めます。

・『暮らしのバリアフリーリフォーム』(岩波アクティブ新書)

介護がしやすい家にしたい、高齢になっても自力で安全に暮らせるようにしたい、そんなきっかけでリフォームを考えている人におすすめなのがこの1冊。手すりの位置や床の段差、調理や入浴や排せつがしやすい水回りなど、住宅の場所別にリフォームのポイントをまとめてあります。工事費用や工事期間についてもまとめてあるため、高齢者だけで済む場合や二世帯同居をする場合にはとても参考になるでしょう。

・『住まいの解剖図鑑』(エクスナレッジ)

住宅建築をテーマとした本としてロングセラーになっている人気の1冊です。リフォームに特化しているわけではなく、新築・リフォームどちらの場合でも参考になるような住宅本体に関する知識をまとめてあります。設計で採用されている寸法の意味や、間取りを決める際に定番のように提案されるプランの持つ意味など、施主がプロの頭の中をのぞくような感覚で読めるので、リフォームを検討中の段階で読むと非常に参考になるでしょう。

・『住宅リフォーム 重要事項32選』((都市環境建設)

リフォームを行う際に特に気になる進め方について、設計事務所の立場からまとめてあります。設計や見積依頼の仕方、施工業者の選び方や折衝の仕方、契約してから施工までの対応など、リフォームにおける重要な項目を32に絞って分かりやすく解説。補助金や減税制度に関する説明も充実していますので、リフォーム費用を抑えたい人は必読の1冊と言えます。

一口にリフォームといっても、どこに重点を置くかによって集める情報や打ち合わせの進め方は異なります。今回紹介した本を参考に、リフォームに関する必要な知識を学んで満足度の高いリフォームを実現させていってくださいね。