• 屋根

【種類別】屋根リフォームのポイントは?工事の種類と費用相場まとめ

建物の中でもあまり汚れが目立ちにくく、ついつい劣化が進んでしまう屋根。外的によるダメージを受けやすい環境にあるため、気付かない間に塗装がはがれてしまうことも。そんなときには、屋根のリフォームに挑戦してみませんか?屋根をリフォームすれば、お家全体の雰囲気が変わって、すっきりとまとまったお家に仕上がるでしょう。

また、一人ひとり思い描いているデザインは違うので、リフォーム費用は異なります。そのため、リフォーム工事の種類や費用相場を考えた上で、あなたに合った屋根を作り上げてみてください。

屋根リフォームの工事はどんなものがある?

屋根 リフォーム

http://refopedia.jp/roof-renovation

 

屋根のリフォームは「塗装」「重ねぶき」「ふき替え」の3種類があります。屋根材にもよりますが、7~10年に一度塗装を行い、15~20年を基準にふき替えを行います。また、屋根材は「セメント瓦」「化粧スレート(コンクリート)」「ガルバリウム」「日本瓦」の4種類が多いです。セメント瓦や化粧スレート、ガルバリウムは30年、日本瓦は50~100年が寿命となります。

 

塗装

塗装はスタンダードな屋根リフォームで、はがれている部分に塗料を塗りつけます。基本的にダメージを補習するわけではなく、汚れやはがれを補修するために行われます。そのため、下地が傷んでいるときには、塗装で対応することはありません。

また、屋根材によっても塗装の時期は変わるため、十分に注意してください。セメント瓦・化粧スレート・ガルバリウムは10年以内に塗装を行い、日本瓦は塗装しません。

屋根塗装は「アクリル系」「ウレタン系」「シリコン系」「フッ素系」などの塗料を使います。それぞれの特徴は以下の通りです。

 
屋根 リフォーム

アクリル系塗料は耐用年数が低い代わりに、コストも安く済むため、屋根塗装に使われることも多いです。しかし、定期的な塗装が必要になるため、ランニングコストは高くなります。

ウレタン系塗料は多くの屋根材に使われており、スタンダードな塗料になります。耐用年数は10年になるため、屋根材の塗替え時期とも合わせやすいでしょう。汚れが付きにくく屋根材との密着性が高いです。そのため、幅広い材質に使いやすく、利便性が高くなっています。さらに、販売されているバリエーションが多く、仕上げたいデザインを作りやすいでしょう。

また、似た特徴を持つシリコン系塗料は、ウレタン塗料より耐用年数が5年ほど長くなっていることが特徴。以前まではコストが高かったのですが、最近では価格が低下したことから、ウレタン系塗料を超える人気を集めています。

フッ素系塗料はコストが高い代わりに、汚れや耐久性が段違いに優れています。高級住宅に使われることはありますが、一般的なリフォームでは使用されない塗料でしょう。東京スカイツリーやレインボーブリッジにも使われており、最高級の塗料となります。

 

重ねぶき

屋根 リフォーム

http://refopedia.jp/roof

 

重ねぶきはカバー工法とも呼ばれており、今使用している屋根の上から、新しく屋根材をかぶせるリフォームです。表面からかぶせるだけなので、屋根材を剥がす必要がなく、短期間で行えることが特徴。ダメージは目立つものの、下地まで影響がない場合、重ねぶきを使用することが多いです。

重ねぶきの場合、気密性や防音性が高くなり、仕上がりも美しくなります。しかし、屋根を二重にかぶせている状態なので、耐久性に不安が残る建物には使えません。事前に強度や耐震性を考えた上で、リフォームが可能か業者に相談してから行いましょう。

 

ふき替え

ふき替えは一度屋根を取り壊し、下地・屋根材を入れ替えるリフォームです。これまであった屋根材を取り替えるため、自由な仕上がりに変えられます。事前に機能性を追加することもできるので、断熱性や防水性を重視できることもメリット。さらには、天窓を取り付けて室内を明るくする、換気扇で通気性を向上させるといった機能性もプラスできます。

ふき替えを行う場合、屋根材の選び方によって大きく料金が異なります。屋根の勾配によっては、使用できない屋根材もあるため、こちらも業者と相談しながら選びましょう。

 

屋根材の特徴と費用相場

屋根 リフォーム

http://refopedia.jp/roof-renovation

 

屋根材は大きくわけると、3種類のジャンルに分かれます。「瓦屋根」「金属屋根」「スレート屋根」の3種類ですが、細かい違いがあります。それぞれの特徴を理解して、あなたに合った屋根材を選びましょう。
 

瓦屋根

天然の年度を高温で焼き上げ、古くから日本で使われている粘土系、セメントと砂を原料にしたセメント瓦に分かれる瓦屋根。粘土系は日本瓦とも呼ばれ、塗替えをしなくても長期的に使えることが特徴です。釉薬で色付けされた陶器瓦、光沢が輝くいぶし瓦、朱色が輝く素焼瓦などがあります。相場は㎡あたり8,000円前後となり、高額な材質言えるでしょう。

セメント系はセメント瓦やコンクリートがわらと呼ばれており、重量感があることが特徴。表面は塗装するため、定期的な塗装が必要になります。手入れが必要なため使いにくいと感じますが、その分自由なデザインに仕上げやすいでしょう。
 

金属屋根

金属屋根は塩ビ鉄板、カラー鉄板、カラーステンレスなどがあります。軽くて加工しやすいことから、あらゆる建物の屋根に使いやすいです。昔はトタン屋根や銅板が使われていましたが、最近では耐久性が数倍になった、ガルバリウムを使用したメッキ銅板が主流。

金属屋根は表面に天然石をコーティングしたタイプもあり、バリエーションが多いです。相場としては、塩ビ鉄板やカラー鉄板は㎡あたり3,000~5,000円、カラーステンレスは5,000~8,000円となります。
 

スレート屋根

薄い板状に作られている屋根材で、天然素材の天然スレート、カラーベストやコロニアルなどの化粧スレートの2種類があります。天然スレートは天然石を薄く加工し、引き伸ばしているため、落ち着いて高級感のあるデザインに仕上がります。しかし、その分価格も高くなるので、一般住宅では使われません。

化粧スレートはセメントを混ぜて人工的に強化した屋根材で、軽く耐久性があることが特徴。重ねぶきで使われることも多く、バリエーションが豊富です。気密性や断熱性にも優れているため、室内を暖かくしたい方におすすめです。カラーベストは㎡あたり3,000~5,000円、天然スレートは㎡あたり5,000~7,000円相場となるでしょう。

 

屋根リフォームは材質にこだわって選ぼう

屋根 リフォーム

http://refopedia.jp/roof

 
屋根リフォームを行うときには、こだわりの屋根材を使う必要があります。屋根材によって風合いや印象が変わるため、デザイン性に大きく関わってくるでしょう。もちろん気密性や断熱性、耐久性も十分に考えなければいけません。耐久性は塗装やふき替えにも影響してくるため、次のリフォームにも影響を与えます。

細かい違いを気にすることで、リフォームがさらに効果的なものに仕上がるでしょう。また、屋根材のことはわからないからと、リフォーム業者にすべてを投げるのはNGです。あなたがどんなデザインにしたいのか、機能性をどうしたいかをすり合わせないと、満足の行くリフォームは行なえません。

それぞれの屋根に合わせて、細かく屋根材を選ぶことで、思い通りの屋根を作れるようになるはず。あなたも屋根のリフォームを真剣に考えて、こだわりの住宅を作ってみませんか?