リフォームでキッチンを移動しよう!キッチンリフォームのポイントとは?

キッチンを使っていて、ふとこう思ったことはありませんか?「もう少しこっち側にキッチンがあったら便利なのに…」

毎日使うキッチンだからこそ、少し移動させるだけで動線が取りやすくなるもの。しかし、どう移動させればいいのか、費用はどのくらいかかるのか。

わからないことが多いと、どうしても不安を感じてしまうものです。あなたが思い描いたキッチンになるように、ぜひポイントを押さえてみてください。

 

キッチンはリフォームで移動させられる?

リフォーム キッチン

https://refopedia.jp/dining-table

 

みなさんが日頃使っているキッチン。リフォームで移動させられることを知っていますか?「そんなことできるの!?」もちろん自由に移動させられるわけではないですが、条件さえ揃っていれば、キッチンをずらすことは可能です。

「もう少しこっちにあれば使いやすいのに…。」キッチンって使っている内に、少し使いづらさが出てくることもありますよね。キッチンスペースや通路のことも考えて、移動を考えてみてはいかがでしょうか?

移動が制限されるパターンって?

リフォーム キッチン

https://refopedia.jp/bathroom-renovation

 

キッチンが移動させられないときは、住宅の構造が原因になってきます。それでは、自由に移動させられないときは、どんなパターンがあるのでしょうか?気を付けなければいけないのは「排水管」「換気口」の2種類です。つまり、排水管と繋げる必要があるシンクは、移動させにくいもの。そして、換気口が付いているレンジフードも移動させにくくなります。

 

もちろん工事を行えば移動させることもありますが、注意したいのはマンションのパターン。マンションでは共用スペースにダクトやパイプが繋がっているため、配管ができなくなってしまいます。そうなると、キッチンの移動はかなり難しくなるでしょう。

 

ちなみに、住宅が鉄筋で作られている場合にも注意してください。床や天井の材質がコンクリートに取り付けられている場合、削るのが難しくなります。床下げ・天井上げをする場合、動かせる範囲での移動しかできません。十分に注意した上で、キッチンの場所を変えてみてください。

 

キッチンの移動定番パターン

それでは、キッチンを移動させるときには、どんなパターンがあるのでしょうか?定番としては「キッチンの種類は変えずそのまま移動」「置型から対面型に移動」「置型からアイランド型に移動」があります。

キッチンをそのまま移動

キッチンを移動させるときには、給排水管の延長が必要になります。もちろん移動させたときには、床・壁の補修が必要。どこから移動させるかによって、どこまで移動させるかによりますが、通常の交換より費用は高くなります。キッチンを交換するだけなら、50万円以上の費用が発生します。

 キッチンの交換費用:約50万円~
 交換+内装リフォーム:約100万円~
 移動+内装リフォーム:約150万円~

しかし、キッチンの移動は内装工事込みで、約150万円以上必要になります。通常のリフォームと比べると、やはり高額になってしまうでしょう。

置型から対面型に移動

一般的によく行われるリフォームで、特に子供がいる家庭は対面型にすることが多いです。というのも、対面型キッチンなら、家事を行いながら子供の様子を見ることができます。そのため、子供にとっても親にとっても安心できるキッチンが作れるでしょう。リフォーム費用としては、約150~200万円が相場になります。

また、置型キッチン→対面型キッチンへのリフォームは、排水管や換気口を延長する、ないしは移設する必要があります。既存のキッチンがあった場所の壁面、床の補修に合わせて、内装を整えていってください。

置型からアイランド型に移動

部屋の中央にシンク・レンジフードを設置するアイランド型キッチン。おしゃれで高級感を出せるキッチンで、ちょっとしたパーティーを開く家庭におすすめ。壁に囲まれていないため、かなり自由度の高いキッチンになるでしょう。しかし、アイランド型は壁を取り除く工事をしなければなりません。

そのため、通常のリフォームと比べて高額になりやすく、約200~300万円が相場になります。ただし、壁を撤去するときには、全体の耐震構造を考える必要があります。補強リフォームも行うのなら、さらに高額な費用となってしまうでしょう。家事をしている間にも視野が広がるので、こちらも小さな子供がいる家庭にもおすすめしたいキッチンになります。

1階から2階へキッチンを移動させることも可能

定番のリフォーム方法ではありませんが、上下階でキッチンを移動させるパターンがあります。排水管や換気口の設置が必要になるため、やはりかなり金額は高くなります。約250万円からリフォームが行えますが、位置によって金額は大きく変わるでしょう。

少しでも費用を抑えるのなら、1階の水回り設備の直線上にキッチンを移動させてください。高額になりやすいからこそ、ムダな費用が発生しないように注意しておきましょう。

キッチン移動のメリットは?

リフォーム キッチン

https://refopedia.jp/dining-table

 

キッチン移動のメリットは、家族の様子を見ながら調理できること。例えば、リビングを対面型にするだけで、家族団らんができるキッチンが作れます。キッチンの不便さがなくなるため、効率よく使えるようになるでしょう。ただし、あくまで使いやすくするだけなので、キッチンが広くなるわけではありません。

なんだか広くなったように感じてしまいますが、勘違いしないように注意してください。

 

キッチン移動のデメリットは?

リフォーム キッチン

https://refopedia.jp/kitchen-layout

 

キッチン移動をするときには、デメリットも考える必要があります。「スペースが狭くなる」「キッチンが丸見え」「家事の音が聞こえる」の3点です。

 

スペースが狭くなる

部屋の広さは変わっていませんが、これまでなかったスペースにキッチンが移動するため、自然と部屋が狭く感じてしまうもの。リビングがきゅうくつに感じてしまい、リフォームを後悔してしまうこともあるでしょう。

しかし、やり直しをするには、再度リフォームを行わなければなりません。後悔しないためには、慎重に検討してください。

キッチンが丸見え

置型キッチンを使用していた場合、近くに行かない限りは、キッチンが丸見えになることはありません。しかし、キッチンを移動すれば、リビングから収納スペース・食器棚が見えるようになります。そのため、定期的に後片付けをしておかないと、だらしなく見えてしまうでしょう。

家事の音が聞こえる

キッチンを移動させて後悔する原因の一つに、家事の音が聞こえるというものがあります。洗い物の音や食器の後片付けをしていると、リビングでリラックスしていた家族から、苦情が出ることもあるでしょう。これまで気にならなかった生活音でも、キッチンを移動させると聞こえてしまうもの。

キッチンをリフォームするときには、音がうるさくならないか考えた上で、リフォームを行ってみてください。

キッチンを移動させて快適に使えるようにしよう

これまで不便に感じていたキッチンを使いやすくしてくれる、移動用のリフォーム。調理中にお部屋全体の雰囲気がわかりやすくなるため、小さい子供の様子を見たいときにも非常に便利。まるで自分の家じゃないみたいに、自由に使えるキッチンが作れるようになるでしょう。

みなさんも頭に思い描いたキッチンが作れるため、みなさんもキッチンの移動リフォームをぜひ一度試してみてください、



Page Top