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福島で夢の砂壁リフォーム!実は簡単!壁紙・塗装・DIYのポイントをプロが徹底解説!

和室にぴったりの砂壁ですが、震災が原因でヒビが入ったり、劣化で壁が剥がれてきたなどでお困りではありませんか?砂壁はメンテナンスが大変なことから、壁紙や漆喰などのリフォームを検討する方が増えています。ですが、どんな方法が適しているのかわからないと始められません。

この記事では、砂壁のメリット・デメリット、DIYするにはどうすればいいのか、どんな方法があるかなどプロの目線から解説していきます。工期や費用についてもご紹介しますので、リフォームをの参考にしてみてください。

 

砂壁って?どんな特徴があるのか

床の間や和室で使われている砂壁ですが、福島では砂壁模様の外壁なども見かけるように昔から非常に人気のある伝統的な工法です。最近の注文住宅では見かけなくなりましたが、古風な砂壁を使った部屋を好む方も多いようです。

古い家では天然砂や砕石を焼成したものを用いたり、中には貝殻粉や金属粉、色ガラス粉などが使用されキラキラと美しい砂壁であることもあります。寺院の内外装にも使われていますし、蔵のまちと呼ばれるように福島には砂壁を使った蔵がたくさん存在します。

 

砂壁のメリットとは

調湿性・防火性

福島には蔵を使った民家カフェなども多く、砂壁は非常に身近なものとして目にすることが多いです。砂壁のメリットは、調湿性が高く耐火・防火性があることです。大切な物を蔵にしまい込むのは、このような防災性の高さにもあります。砂壁をつかった部屋は、湿度調整がしやすくジメジメした季節も快適ですし、壁にカビが生えることもないので快適に過ごすことができます。

 

シックハウス症候群対策

快適な空間作りに近年では、住宅の高断熱化・高気密化が進んでいます。中でも問題になるのが、シックハウス症候群です。住宅を高気密にすることで、カビやダニの温床になったり壁材に使われる化学物質がアレルギーの原因となり体調不良を訴える人が多くなっています。砂壁には化学物質を含んでいませんんで、このようなアレルギーにも対応しますし調湿性が高くいことから喘息発作を起こしにくく穏やかに過ごすことができます。

 

砂壁のデメリットとは

壁の剥がれや劣化で掃除が大変

砂壁は経年劣化で壁が剥がれやすくなったり、細かい砂が落ちてくるなど部屋が汚れやすくなります。子どもがふざけて壁にぶつかった振動でも、パラパラと砂が落ちてしまうので掃除がとにかく大変です。簡単に直すこともできませんし、見た目にも良くありません。いたずら書きされても、拭いたりすることもできないので困っている人も多いはずです。

 

リフォーム費用が高額になる

砂壁のリフォームには特殊な知識と高い技術が求められます。昔ながらの伝統的な工法ですので、砂壁補修に慣れた左官に施工を依頼しないと満足できる仕上がりにはなりません。壁紙のリフォームと比較すると、時間もかかりますし砂壁の大きさによっては費用が高額になります。

 

工期が長期間になるケースもある

壁紙の張り替えリフォームは2日ほどで完成しますが、砂壁の場合下地を整えてからになりますので工期に時間がかかります。また、季節によっては下地が乾きにくく砂壁工事に取り掛かるのが遅くなる事もあります。

 

砂壁リフォーム・修復のタイミングのタイミングは?

砂壁は劣化が進むと、表面の砂がパラパラと落ちてきます。砂は子どもや赤ちゃんが口にしても有害ではありませんが、良いことではありませんので小さなお子さんがいるお家は気づいたら早めにリフォームを始めましょう。

また、カビが生えてきた場合には、調湿性が低下してきた証拠ですのでダニなどが住みつく原因となります。このような場合も、修復やリフォームのタイミングです。

 

砂壁のリフォーム方法

砂壁をリフォームは、一般的に「ペンキなどによる塗装」「壁の塗り替え」「壁紙を使う」の3つの方法があります。それぞれに、どのようなリフォームなのかをご説明します。

 

1.塗装

砂壁の美観をそのまま残したい場合には、砂壁を専用の塗料を使った塗装がおすすめです。適した塗料を選べば、自分でリフォームできるので六畳間であれば、1万から3万程度で済ますことができますが、砂壁の調湿性などが失われる可能性があります。砂壁のメリットを残したまま塗装するのであれば、業者がおすすめですが料金は5万から10万と高額になります。

 

2.塗り替え

客間など「和室の雰囲気を壊したくない」「品質や砂壁のメリットを継続したい」場合には、一度砂壁を剥がしてから砂壁や漆喰を塗り替えするのもいいでしょう。特に福島の蔵や自宅の和室など、美観を保持したいのであれば塗り替えがいいでしょう。

砂壁の塗り替えは熟練の職人でなければ綺麗に仕上げることは難しく、調湿性を保つことを考えると専門の左官業者に依頼することをおすすめします。

 

3.壁紙

すなにこだわらない、砂が落ちてくると掃除が大変なので簡単にリフォームしたいのであれば壁紙がいいでしょう。洋風の壁紙を使うと、部屋の雰囲気が変わりますし和風な壁紙もありますので選択肢が広がります。簡単にできることから、近年壁のリフォームでは人気のある方法です。機能性の高い壁紙もありますので、自分の好きな壁紙でDIYしてみましょう。

 

ただし、砂壁に直接壁紙を貼ることはできないために、シーラーを塗ったりベニヤ板を貼ったてから壁紙を貼るなどの工夫が必要です。比較的短期間でリフォームできますが、手間が

かかる作業ですので六畳間で約8~15万円のリフォーム費用が掛かります。

がらりと雰囲気を変えられるのは魅力ですが、リフォーム料金が塗装よりも掛かってしまいますので良く考えてから行ってください。

 

砂壁を自分でDIY!4つのポイント

業者に頼むと、どうしてもリフォーム料金が高額になってしまいます。自分で砂壁をDIYすれば料金も抑える事ができるので、チャレンジしてみましょう。砂壁を自分でDIYするには、「養生」「砂落とし」「シーラー」「乾燥」のポイントを抑える事です。これさえ、しっかりやれば業者に頼まなくても砂壁を綺麗に仕上げられます。

 

養生

すでに剥がれ落ちている砂壁をDIYするには、これ以上部屋が汚れないようにしなければいけません。養生シートとマスキングテープや養生テープを使って、保護しましょう。養生シートは幅の広いものを選ぶと、砂の飛び散りを抑えて部屋の掃除も楽になります。隙間やコンセント周辺なども、丁寧に養生すると仕上がりが格段に違います。

 

砂落とし

ほうきや刷毛などを使い、落ちてきている表面をきれいにしておきます。これが残ったまま下地を塗っても、凸凹したり剥がれてきますのでしっかり落としましょう。

 

シーラー

表面をなだらかにして、リフォームしやすい状態にするために下地を塗っていきます。ヒビが入っている状態であればパテを使って穴埋めしておくと均等に下地を塗ることができます。ただし、パテで修復するとその部分は平坦になってしまうので注意しましょう。

下地調整剤を使って、砂が落ちてこないようにしっかりベース作りをします。この下地調整材を使うことで、仕上がりに差が出ますので丁寧に行ってください。

 

シーラーは、砂壁がしっかり吸い込こんでテカリがでるまで塗り込んでいきます。砂壁は吸い込みが激しいので、乾燥しては塗るを繰り返します。砂壁表面を固めることが目的なので、時間をかけてしっかり塗っていきます。

 

乾燥

砂壁の仕上がりを決めるのが、下地の乾燥です。この下地は、砂壁を長持ちさせるために大切な作業ですので丁寧に行います。乾いては塗ってを繰り返すので3時間程度かかりますが、ここで手を抜いてしまうと砂壁が落ちやすくなりますので「しっかり乾かす」ようにします。下地が乾いたら、壁紙を貼ったり珪藻土や漆喰に塗り替えていきます。

塗り替えの場合には、コンセント周辺など細かい所や角の四隅から塗っていきます。仕上がりを美しくしたい場合には3度塗りがおすすめですが、メンテナンスとしてリフォームする場合には2度塗りでも十分です。

 

貼るだけの壁紙は柄や色も豊富ですし、砂壁とは違い和風な仕上がりになります。また、貼るだけの単純な作業なので、仕上げに時間をかけたくないと選ばれています。ですが、均等にシワがよらないように完璧に貼り付けるには技術が必要です。思うように壁紙が貼れないこともありますが、気にいった壁紙なら時間を完成させましょう。

 

福島の砂壁リフォームはプロにお任せしよう

砂壁の建造物も多く、修復にも慣れている左官屋や左官職人を抱える塗装業者は福島にたくさんあります。コツさえ掴めば簡単に思える砂壁のリフォームですが、素人のDIYでは歯が立たないケースも少なくありません。せっかくのリフォームに、砂壁のメリットである調湿性や防火性が落ちてしまうのは困ります。これからも長く住みたい自宅なら、高い技術を持った専門業者にお願いするのが安心です。

 

砂壁のDIY難易度は、塗装・塗り替え・壁紙の順で難しくなっていきます。砂壁のリフォームを検討している方、DIYでは満足できなかった方は、この記事を参考にしてみてください。砂壁の特徴だけでなく、メリット・デメリットを理解することで、どのようなリフォームをすればいいのか、どのような方法が適しているのかがわかります。自分の手でリフォームすれば、掃除も楽しくなりますし定期的なメンテナンスで砂壁の特性をキープできるでしょう。

 

砂壁リフォームに関するよくある質問

Q,砂壁にするメリットは何ですか?

一番に挙げられるのは、防火性と調湿性です。火事などは起きないのが一番良いことですが、人災だけでなく天災によって引き起こされるケースも少なくありません。見た目の趣きと合わせて、先人たちの知恵が詰まった日本家屋にピッタリの壁と言えるでしょう。

 

Q.砂壁リフォームに必要な施工期間とは?

どのような方法でリフォームするかにもよりますが、最低でも3日くらいは必要です。特に自分でDIYするとなると、1日中砂壁と格闘するわけにもいかないでしょう。少し余裕を持って始めるか、一気にやらずに少しずつ進めましょう。

 

Q.砂壁リフォームはどんな方法がいいのですか?

砂壁に塗装する、砂壁を塗りつぶして他の塗装で塗り替える・壁紙を貼るの3つの方法があります。一番簡単な方法は、砂壁専用の塗料を使って塗装することです。失敗も少なく、短期間でリフォームが終わりますし、プロに頼んでも3つの中では一番リーズナブルな料金です

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