【目的別】防音リフォームを5分で解説!必要な費用と防音箇所の種類とは

防音 リフォーム

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「お部屋の防音効果を高めたい!」「子供の泣き声が近所迷惑になっているかも・・・」
話し声や足音など、生活をしていれば必ず出てしまう音ってありますよね。防音リフォームをすれば、外から聞こえてくる音や、家庭での生活音を気にせずに過ごせます。

 

防音リフォームにはいくつかの種類があって、どこのリフォームをするのかによって費用が異なります。自分の目的に合った防音リフォームを行えば、音を気にせず快適に暮らせるようになるでしょう。

 

防音リフォームをするときには、失敗しないために注意点を押さえてみてください。注意点を知っておけば、理想的な生活空間を手に入れることができるでしょう。リフォームの種類や注意点をしっかりと押さえて、満足できる防音リフォームを行ってみてください。

 

防音リフォームの種類と費用

防音 リフォーム

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防音リフォームにはいくつかの種類があるため、あらかじめ内容を把握しておくことが大切です。防音リフォームの種類を知っておけばあなたに合ったリフォームができるので、快適な生活空間を作れるでしょう。

また、防音リフォームの種類によって、リフォームに掛かる費用は異なります。ムダな出費を防ぐためにも、それぞれ必要な費用を知る必要があります。それでは、防音リフォームの種類や費用について、一つひとつご紹介していきます。

 

窓の防音リフォーム

防音リフォームには、防音効果のある窓ガラスの設置・防音効果を高める内窓の設置があります。防音効果のある窓ガラスは、「厚みが異なるガラスを2枚合わせにしたタイプ」と、「2枚のガラスの間に特殊なシートを挟んだタイプ」の2種類があります。

内窓を設置するリフォームでは、既存の窓の内側に新しい窓を取り付けていくリフォームのこと。窓と窓の間に空気層ができるので、音を吸収して防音効果が高まります。防音効果のある窓ガラスと組み合わせれば、より防音効果を高められるでしょう。

窓の防音リフォームの費用は、窓ガラスが約5~10万円、内窓の設置が約7~14万円となっています。しかし、窓の大きさや種類によって費用が異なるため、あらかじめ業者に確認しておきましょう。

 

壁の防音リフォーム

防音リフォームと言えば、壁のリフォームを想像する方が多いもの。壁の防音リフォームには、吸音材と遮音シートを使った方法があります。壁の中に吸音材と遮音シートを入れることで、防音効果を高めてくれます。

また、壁に設置されている換気口に、防音効果を付けるリフォームがあるのを知っていますか?換気口のキャップの取り換え、ダクト内に吸音材を使用してリフォームを行います。音が響きやすい換気口も、リフォームをすれば音を通さなくなるでしょう。

壁の防音リフォームの費用は、壁のリフォームで約20~25万円、換気口のリフォームで約5万円となっています。リフォーム範囲や使用する素材によって費用が異なるので、業者に相談してみましょう。

 

床の防音リフォーム

マンションやアパートなど2階以上に住んでいると、生活音が気になってしまうもの。生活音を聞かせたくないときには、床の防音リフォームをしてみましょう。例えば、小さな子供が部屋の中ではしゃいでいると、下の階の人に迷惑ではないかと考えてしまいませんか?

床の防音リフォームには、防音効果のある床材・遮音マット・吸音性のある素材の使用など、主に3つの方法があります。どれも音を吸収する効果があるので、子供がはしゃいでいても、下の階に音が響く心配はありません。

床の防音リフォームの費用は、約25~80万円となっています。どのリフォーム方法が良いのかは家によって変わってきますので

事前に業者の方へ相談して、自宅に合った防音リフォームを行いましょう。

 

防音室を作る

大きな音で音楽を楽しみたい、お部屋で楽器の演奏がしたいのなら、防音室を作るリフォームが良いでしょう。部分的に防音効果のある素材を使うのではなく、1つのお部屋をまるごと防音にできます。

また、お部屋を防音リフォームしなくても、防音ボックスを設置するリフォームもあります。

防音ボックスは組み立て式になっており、最大で約4畳の個室スペースを設置できるでしょう。

防音室を作る費用は約200~800万円、防音ボックスを設置する費用は約60~250万円となっています。防音室と防音ボックスでは費用に大きな差があるので、目的や予算に合わせてリフォームを行いましょう。

 

防音リフォームをする目安

 

防音 リフォーム

 

 

防音リフォームの種類がわかっても、防音リフォームの目安がわからないという方はいませんか?防音リフォームを行なって、「ここまでしなくても良かった・・・」なんてことがあるかもしれません。ムダなリフォームをしないためにも、防音リフォームの目安を押さえておきましょう。

 

防音リフォームの目安は以下の通りです。

 話し声・ペットの鳴き声対策・・・窓、壁
 大きな音で音楽を聴く・・・窓、壁
 足音の防音対策・・・床
 電車や車が通過する音の遮断・・・窓、床
 大きな音を出しても気にならない・・・防音室、防音ボックス

防音リフォームを行うときは、これらを目安にして行ってみてください。必要なリフォームをすることで、効果的な防音対策ができます。満足できるリフォームびためにも、防音リフォームの目安をきちんと押さえておきましょう。

 

防音リフォームを行うポイントって?

 

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生活をする中で、音というのはとても重要なものです。場合によってはご近所トラブルの原因にもなるため、音に敏感になっている方もいるでしょう。ゆったりとくつろげる快適な生活環境を作るには、音を外に漏らさない防音対策、外からの音を遮断する遮音対策が大切です。

家の外に音が漏れる、または外の音が入ってくるときは、お部屋の床や壁などを通って伝わってきます。生活音や話し声などに気をつけていても、案外音は響いてしまうもの。防音リフォームでは、音が伝わる部分を対策することが重要になります。

また、防音リフォームで使用する素材や種類によっては、リフォーム費用に大きな差が出てしまいます。どれくらいの防音効果が必要かを明確にすることで、効果的で費用を抑えられるでしょう。防音リフォームのポイントをしっかりと押さえて、理想的な生活空間や環境を作ってみてください。

 

防音リフォームを行うときの注意点

 

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防音リフォームをするときには、知っておきたい4つの注意点があります。それぞれのポイントを押さえておけば、納得のリフォームができるでしょう。

 

賃貸は利用規約を確認する

賃貸物件の場合、防音に対する基準が決まっている、または貸主にリフォームの許可を得る必要があります。確認せずに防音リフォームを行ってしまうと、利用規約に反する可能性があるので注意が必要です。

 

ハウスメーカーの紹介は費用が高くなる

自宅のリフォームは、ハウスメーカーが紹介してくれる場合があります。信頼できる業者を紹介してくれるので、安心してリフォームを依頼する方も多いです。しかし、ハウスメーカーからの紹介の場合、必ず紹介料が掛かってしまうもの。予算外の費用がかかるので、注意しておきましょう。

 

木造の家はリフォーム費用が高くなる場合も

建築材料の間に隙間のある木造の家は、鉄骨やコンクリートで作られた住宅と違って、リフォーム費用が高くなりがちです。木造のリフォームを行うときには、予算を多めに見積もっておいた方が良いでしょう。

 

安い費用でリフォームを行う業者は危険

どんな防音リフォームでも、一般的な費用相場が決まっています。しかし、相場よりも安い費用でリフォームを行う業者は、質の悪い防音素材を使用している可能性が高いです。リフォーム業者を選ぶときは費用ではなく、経験と実績が豊富で信頼できる業者を選びましょう。



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