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更新日:2019/04/25

キッチンリノベーションにかかる費用とは?出費を抑えるコツも紹介

新築より費用を抑えつつも、より住みやすい家を実現できるとして注目を集めているリノベーション。家族構成が変化したことや建物の老朽化が進んでいることから、我が家もリノベーションを検討してみようと考えている方は多いでしょう。とはいえ、リノベーションは一生のうちに何度も行うことではありません。実際にリノベーションの計画を立てようにも、分からないことだらけで何から手を付ければ良いのかと混乱してしまいますよね。中でも特に気になるのが費用。単にリノベーションといっても工事をする場所はリビングや玄関などさまざまですが、今回注目するのはキッチンです。

キッチンのリノベーションにはどれくらいの費用がかかるのか、またどうすれば少しでも費用を抑えられるかについて解説します。

キッチンリノベーションにかかる費用

キッチンリノベーションの費用は100万円~150万円になることが多いです。少しこの範囲から外れたとしても、せいぜい50万円~200万円以内に収まることがほとんどでしょう。費用別にどういった工事を行えるかについて紹介します。

50万円未満でできるキッチンリノベーション

50万円未満でできるリノベーションとなるとできることはかなり限られてしまいます。キッチン全体のリノベーションは難しく、あくまで部分的なリノベーションしかできないものと考えてください。

具体例を挙げるとコンロや換気扇の交換・取り付け。これくらいであれば30万円未満でできることもあります。50万円ほどのリノベーションとなるのはコンパクトキッチンの交換や取り付けです。コンパクトキッチンはミニキッチンやハーフキッチンとも呼ばれているもので、その名の通り普通のキッチンよりも小さめのキッチン。ワンルームのアパートについているキッチンを想像していただければと思います。

コンパクトキッチンは小さい分、機能は普通のキッチンに劣っていまいますが、2世帯住宅においてはセカンドキッチンになるほか、2階建ての住宅の場合は1階に設置した本格的なキッチンとは別に使うといったことが可能です。わざわざ階を移動することなく軽食を作れるなどのメリットがあるため、人によっては検討してみても良いかもしれません。

50万円~150万円でできるキッチンリノベーション

キッチンリノベーションで最も多いのがこの価格帯。50万円~150万円の予算があればキッチン全体を交換する工事も視野に入れられます。費用に開きがあるのはキッチンのサイズや性能、周辺の床材などによって大きく変動するから。詳しくは実際にリノベーション業者に依頼し、見積もりをもらってください。

最近はキッチンを交換するだけでなく、位置を移動するリノベーションも人気を集めています。具体的な例としては壁付けされたキッチンを対面型キッチンにする工事が挙げられます。このようにキッチンの位置を変える工事の費用は100万円ほどになるケースが多いでしょう。

対面型キッチンというとオシャレなイメージ、リビングの様子を見ながら調理や洗い物ができるといったメリットを思い浮かべるかと思いますが、一方で料理の臭いがダイニングまで広がりやすい、壁付けのキッチンより空間が圧迫されやすいというデメリットもあります。使い勝手はかなり変わってしまいますので、リノベーションに何を求めているのかをよく考え、メリット・デメリットをよく調べた上で検討しましょう。

150万円以上になるキッチンリノベーション

水道や電気、ガスなどの配管に手を加える工事が必要になると費用は150万円以上に膨らみます。またキッチンの交換だけにとどまらない大規模な工事でも費用が膨らんでしまうかもしれません。例えば1階のキッチンを2階に移動する場合であれば200万円以上かかると考えておくべきですし、特注のキッチンを取り付ける場合や建物の基礎部分も補強する必要があるとなれば300万円以上の費用がかかってしまうことも考えられます。特殊なリノベーションを考えているのであれば通常よりも予算に余裕を持っておきましょう。

キッチンリノベーションの費用を抑える方法

ここまで説明したように、キッチンのリノベーションといってもその費用にはかなりの差があります。あれもこれもと要望を出していくと、最終的に必要な費用が当初想定していなかったほどに膨らんでしまうかもしれません。そこで今回はキッチンリノベーションの費用を抑えるコツについてもご紹介します。

費用を抑えるコツを紹介する前に、まずは基本を抑えましょう。キッチンリノベーション費用の内訳は大まかに以下の要素から成り立ちます。

  • キッチン本体の料金
  • もともとのキッチンを解体する費用
  • 配管工事費
  • キッチン周辺の壁材や床材の交換費用
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この中でも最も費用に影響するのがキッチン本体の料金。つまり新しく設置するキッチンにどのような商品を選ぶかがリノベーションの費用を大きく左右するのです。続いて具体的にどんな点に気をつけるべきかご紹介します。

キッチン扉の素材

ほとんどのキッチンには収納のための扉がついており、その素材としては天然木やステンレスなどの種類が存在します。棚はキッチンのメイン機能ではないものの、扉材に何を採用するかでキッチンの価格には違いが出てしまうもの。例えば天然木は高級感ある仕上がりにはなりますがそれだけ費用もかさんでしまいます。機能とコストのバランスを取りたいのであればメラミン化粧板がおすすめ。メラミン化粧板は比較的費用がかからない素材なのですが、同時に汚れや傷のつきにくい無難な選択といえます。

ワークトップの素材

ワークトップとは調理をする場所のこと。まな板を置いたり食材を置いたりする場所をイメージしてください。ワークトップも扉材同様さまざまな素材がありますが、現在主流になっているのはステンレス。ステンレスは耐熱性や耐久性に優れ、手入れもしやすく費用もそれほどかからない人気の素材です。唯一のデメリットは傷がつきやすいことなのですが、最近は傷を防ぐための加工技術も進歩しているのでやはりおすすめはステンレスです。

ビルトイン機器

ガスコンロや食器洗い機、オーブンなど、キッチンそのものに備わった機器のことをビルトイン機器といいます。当然多くなればなるほど、良いものになればなるほど費用は高くなります。特にガスコンロをIHクッキングヒーターにする場合は設置費用に加え電気工事も必要になるため必要となる費用が数十万円単位で増えてしまうことも。せっかくならオプションはたくさん付けておきたいと思ってしまうでしょうが、それが本当に必要なものかよく考え、必要最低限な工事にすることで費用を抑えることができます。

最終的な費用の確認はリノベーション業者との打ち合わせで

以上、キッチンリノベーションの費用について解説しました。とはいえここで紹介したのはあくまでも目安です。リノベーションの費用が実際にどれくらいになるのかはプロの目で確認しないとどうしてもハッキリしないこと。自分で情報収集することも大事なことではありますが、それ以上に大切なのはリノベーションを依頼する業者とじっくり話し合うことなのです。どんなリノベーションを希望するのか、予算はどれくらいなのかを伝え、親身に相談に乗ってくれる業者を探しましょう。

また見積もりを依頼する際は相見積もりを取ると伝えておくのがおすすめです。他業者と比べられることが前提になるため、あらかじめ費用をできるだけ抑えたプランを提案してくれるでしょう。